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ゼニコの部屋

ゼニコの部屋

眠れる森の美女

Sleeping Beauty(1995)

図書館で借りました。英国ロイヤルバレエ団、オーロラはヴィヴィアナ・デュランテです。
これまで、彼女は本当に笑わない人だなあと思っていたのですが、実はこんなに可愛らしくなれる人だったのね。チュチュ姿を見たのも初めてだったのですが、か細くて小さい。

全体的に、マイムが多い上にそれが自然なのはさすがイギリス。演技?本当にしゃべってんじゃないの?って感じです。そしてここでもやはりすごい存在感なのが、アンソニー・ダウエルのカラボス。怖いですよ~。
3幕のお客さん達もなかなか傑作です。あかずきんのオオカミや、ネコ達はともかく、何気にかえるや熊や牛が混じっています。そして彼ら、ずっと座って人間風の人達と会話してるんです。で、最後のコーダでは一緒に踊ります。さすがですね。あのかぶりもので踊れるなんて。
あかずきんとオオカミの場面の、木の役もぜひ見てほしいですね。

舞台装置も大掛かりで、ちょっと変わってます。特にプロローグ。アシンメトリーでおもしろい。


眠れる森の美女(1985?)
新国立劇場のこけら落とし公演だそうで、主役ゲストは吉田都&熊川哲也です。
この熊川哲也さんがなんか、調子悪そうなんです。全然笑わないし、苦しそう。最後の最後のパドドゥを終えた後に初めて笑うんですが、このとき、思いっきり鼻をすするんです。風邪引いてたんでしょうか。映像って、アップになるから怖いですねぇ。

新国立劇場バレエの面々は全体的に重い印象。20年前の日本のダンサーって、こうだったんですね。体型がどうというのではなく、重心が低いって感じ。吉田都さんだけ、全然違います。


パリ・オペラ座バレエ/ルドルフ・ヌレエフ振付・演出「眠れる森の美女」プロローグ付
さすがパリ・オペラ座、完璧です。だからこそ、妙なところに目がいってしまう。
2幕の初め、ルグリは上着を着てブーツを履いてるんです。それが、ソロの場面が近づいてくると、まず上着を脱ぎいつのまにかブーツも脱いじゃうんです。これ、変です。上着はともかくブーツまで脱ぐのはどう考えてもおかしいでしょう。


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